バレンタインへの招待状




遂に長年の想いを伝える時がきた。


ちゃんと渡せるか、OKしてもらえるか、誰にも見られてないか。

色んな考えが不安と共に押し寄せる度、どんどん気持ちが重くなっていく。



漫画とかではバレンタインは甘い恋の日みたいに描かれているけど、実際は全然違う。
甘くないし、キラキラもしてない。

今すぐにでも逃げだしたい気分だ。



「あ、あのね……」

「うん」

「……えっと」



私が中々話しはじめないせいで、圭太が不思議そうな顔をしている。