ジッと見つめる視線の先で明宏が土の中から箱を取り出した。
床に置かれたそれは土埃をかぶっていて、大輔が手のひらでそれを払った。
室内に誇りが舞い上がって咳き込みそうになる。
どうにか耐えたとき、大輔が木の箱をそっと開けた。
カタッと小さな音がして長年湿られていた箱の上部が取り外される。
中の空間が見えた瞬間部屋の空気が変化した気がした。
さっきよりも重たく、体に粘りついてくるような不快感。
佳奈は思わず口に手を当てて出口の方へ後ずさりしていた。
春香の顔は真っ青で今にも倒れてしまいそうだった。
だけど誰もなにも言わなかった。
ただ箱へと視線が向けられていて、呼吸音すらうるさいと感じられる静寂が流れていく。
大輔がゴクリと唾を飲み込んだ、残りを一気に開けた。
とたんに箱の中にはいっていた憎悪や嫌悪が吹き出してくる。
恨んでやる。
残ってやる。
よくもよくもよくも。
首を取ったな!!
床に置かれたそれは土埃をかぶっていて、大輔が手のひらでそれを払った。
室内に誇りが舞い上がって咳き込みそうになる。
どうにか耐えたとき、大輔が木の箱をそっと開けた。
カタッと小さな音がして長年湿られていた箱の上部が取り外される。
中の空間が見えた瞬間部屋の空気が変化した気がした。
さっきよりも重たく、体に粘りついてくるような不快感。
佳奈は思わず口に手を当てて出口の方へ後ずさりしていた。
春香の顔は真っ青で今にも倒れてしまいそうだった。
だけど誰もなにも言わなかった。
ただ箱へと視線が向けられていて、呼吸音すらうるさいと感じられる静寂が流れていく。
大輔がゴクリと唾を飲み込んだ、残りを一気に開けた。
とたんに箱の中にはいっていた憎悪や嫌悪が吹き出してくる。
恨んでやる。
残ってやる。
よくもよくもよくも。
首を取ったな!!



