季節外れのエチュードを

冬休みあけの一月。

私は朝起きることができなくて学校を休んでしまった。


こんなこと初めてだ。

起きることがこんなに辛いなんて。


だけどお昼を過ぎれば体と心はやっと落ち着いてきた。



……部活だけでも参加できるかな。



まだ重たい体を動かして高校へと向かう。


母の言葉を聞いてからスランプ状態になっていたけれど、松浦くんに絵を褒めてもらえてからずいぶんよくなった。


前みたいに絵を描くことが楽しい!って声を張って言うことはできないけれど、絵は普通に描けている。


だけど窓から海を見ていたらふとしたときに辛くなったり、今日みたいに朝起きることがしんどかったり。


心がぐらぐらした状態はいつまで続くんだろう。
なんて不安になってるけど、本当はどうするべきかわかってる。


きっと一番の近道は母と話すことだ。