……結局、人に慰めてもらおうとしてバカみたいだな。
ぎゅっと手のひらを握りしめたとき。
「ここの構図はいまいち。色の組み合わせもパッとしない」
「……え?」
気づいたら目の前に松浦くんがいた。
それにじっと私が描いた絵を見てる。
うそ、松浦くんが私の絵に意見をくれるなんて……
驚いていると松浦くんが私のことを訝し気に見ていることに気づいた。
「あ、えっと、ごめん……そうだよね」
パッとしない。
自ら聞いておいて、いざそう言われると落ち込んでしまう自分が嫌になる。
だけどあの松浦くんが助言してくれたんだから、精一杯活かさないと……
「でも綺麗だ」
「……え」
びっくりして顔を上げると、真剣な表情をした松浦くんと目が合った。
「お前の気持ちが伝わってくる。海が、絵を描くことが好きだって気持ちが。でもこの絵はすごく悲しそうだな」
とても優しい口調だった。
私は何も言えなくて、教室の外の声がやけに遠く聞こえる。
ぎゅっと手のひらを握りしめたとき。
「ここの構図はいまいち。色の組み合わせもパッとしない」
「……え?」
気づいたら目の前に松浦くんがいた。
それにじっと私が描いた絵を見てる。
うそ、松浦くんが私の絵に意見をくれるなんて……
驚いていると松浦くんが私のことを訝し気に見ていることに気づいた。
「あ、えっと、ごめん……そうだよね」
パッとしない。
自ら聞いておいて、いざそう言われると落ち込んでしまう自分が嫌になる。
だけどあの松浦くんが助言してくれたんだから、精一杯活かさないと……
「でも綺麗だ」
「……え」
びっくりして顔を上げると、真剣な表情をした松浦くんと目が合った。
「お前の気持ちが伝わってくる。海が、絵を描くことが好きだって気持ちが。でもこの絵はすごく悲しそうだな」
とても優しい口調だった。
私は何も言えなくて、教室の外の声がやけに遠く聞こえる。



