「わあっ!びっくりした!ごめんね。一年生?」
「私の方こそごめんなさい!えっと、一年です、美術部に」
「わあーっ!嬉しい!どうぞ中に入って!みんな、新入部員だよ!」
美術部に入部したいんです、という言葉を最後まで言うことはできず、手を引っ張られて教室へと入った。
すると中にいた二十人くらいの人から一斉に見られる。
そこには松浦くんもいて、”げえっ”と思いっきり不快な表情をされた。
まあそんな反応になりますよねー……
どうしようかと思っていると、めがねをかけて耳にピアスをたくさんつけた先輩がすごい形相で近づいてきた。
「おい川島。お前ほんとにこの一年の話聞いたか。なあ君、美術部に見学とかしに来たことないよな?」
「な、ないです」
「ほら見ろ。まずは見学、順序を踏むもんだろ。それに第一用事があっただけかもしれねーのに」
「もー、慎ちゃんったらお堅いんだから」
川島と呼ばれた先輩は物怖じせず、ふふっと笑う。
それどころか慎ちゃんて……
ちゃん付けがこんなに似合わない人、初めて見たかも……
「私の方こそごめんなさい!えっと、一年です、美術部に」
「わあーっ!嬉しい!どうぞ中に入って!みんな、新入部員だよ!」
美術部に入部したいんです、という言葉を最後まで言うことはできず、手を引っ張られて教室へと入った。
すると中にいた二十人くらいの人から一斉に見られる。
そこには松浦くんもいて、”げえっ”と思いっきり不快な表情をされた。
まあそんな反応になりますよねー……
どうしようかと思っていると、めがねをかけて耳にピアスをたくさんつけた先輩がすごい形相で近づいてきた。
「おい川島。お前ほんとにこの一年の話聞いたか。なあ君、美術部に見学とかしに来たことないよな?」
「な、ないです」
「ほら見ろ。まずは見学、順序を踏むもんだろ。それに第一用事があっただけかもしれねーのに」
「もー、慎ちゃんったらお堅いんだから」
川島と呼ばれた先輩は物怖じせず、ふふっと笑う。
それどころか慎ちゃんて……
ちゃん付けがこんなに似合わない人、初めて見たかも……



