♢
次の日の朝。
私はまだイライラしていた。
「美波、昨日演劇部行ったんでしょ?どうだった?」
「え、あー……すごく優しい先輩たちだったよ。発声練習とかした」
「へえー、よかったじゃん」
あんなことがあったけれど、結局演劇部の見学には行った。
時間はギリギリになってしまったけれど、みんな歓迎してくれて温かい場所だった。
「で、演劇部に入部すんの?」
「それは……」
確かに、演劇部はすごくいいところだった。
演劇をしたことがない人も多いと言っていたし、もう入部している同級生とも仲良くなれそうだし。
でも。
次の日の朝。
私はまだイライラしていた。
「美波、昨日演劇部行ったんでしょ?どうだった?」
「え、あー……すごく優しい先輩たちだったよ。発声練習とかした」
「へえー、よかったじゃん」
あんなことがあったけれど、結局演劇部の見学には行った。
時間はギリギリになってしまったけれど、みんな歓迎してくれて温かい場所だった。
「で、演劇部に入部すんの?」
「それは……」
確かに、演劇部はすごくいいところだった。
演劇をしたことがない人も多いと言っていたし、もう入部している同級生とも仲良くなれそうだし。
でも。



