【短編】あやかしの神



「あんた、同じお腹から生まれたのに、櫻と自分で全然違うから憎んでたんでしょ?
 だから、魂が、精神の核がここにあるわけだ。分かりやすくて有り難いわぁ!!」


私のお腹からアンジュが手を抜いたとき、手に持っていたのは青い手のひらサイズの玉。

「見たことない?当たり前よね。
 しっかりと目に焼き付けときなさいよ?これが魂。」



もう、しゃべれ、ない………










「……あーあ、もう身体は死んじゃったみたいよ?
 もうすぐであんたも死んじゃうね。クスクスクスクスクスクスクス………」








わたし、しぬんだ、……、



やだな。しあわせに、なれ、る……は………………


















「だいじょーぶ。梅は永遠に生きられるよ」


















ブツン

目の前が真っ暗になって、そこからの記憶はない。