「だ、大丈夫だよ春香。大輔はバカみたいに強いんだからさ」
明宏が慌てて慰めにかかる。
それでも春香は青ざめたままうつむいてしまった。
最悪の事態が胸をよぎる。
「どっちにしてもここは行き止まりだし、戻るしかないよね」
佳奈の言葉にようやく全員が頷いた。
ここで立ち止まっている暇はない。
朝が来るまでに慎也の首を探し出さないといけないのだから。
「行こう」
明宏はなれない様子でバッドを握りしめて3人の前を歩き出したのだった。
明宏が慌てて慰めにかかる。
それでも春香は青ざめたままうつむいてしまった。
最悪の事態が胸をよぎる。
「どっちにしてもここは行き止まりだし、戻るしかないよね」
佳奈の言葉にようやく全員が頷いた。
ここで立ち止まっている暇はない。
朝が来るまでに慎也の首を探し出さないといけないのだから。
「行こう」
明宏はなれない様子でバッドを握りしめて3人の前を歩き出したのだった。



