ユラユラ、ユラユラと揺れながら近づいてくる。
明宏は悲鳴が喉に張り付くのを感じた。
本当に恐怖を覚えたとき、人間は悲鳴すら上げることができないものだと、初めて知った。
体が勝手にジリジリと後ずさりを初めているが心は追いついておらず、コケてしまいそうになる。
4体の化け物が角を曲がり終わる寸前、ようやく明宏は踵を返して走り出していた。
「逃げろぉぉぉぉ!!」
佳奈と春香へ向けて声の限り叫ぶ。
喉の奥が焼け付くように傷んだ。
それでも足を止めずに全力で走る、走る、走る!
美樹だけは助けるんだ。
絶対に、首を探し出すんだ!
ここで自分が死ねば、美樹が助かったかどうかもわからないままになってしまう。
それだけは……!
自分でも信じられない速度で走っていたようで、逃げていた佳奈と春香に追いついていた。
明宏は悲鳴が喉に張り付くのを感じた。
本当に恐怖を覚えたとき、人間は悲鳴すら上げることができないものだと、初めて知った。
体が勝手にジリジリと後ずさりを初めているが心は追いついておらず、コケてしまいそうになる。
4体の化け物が角を曲がり終わる寸前、ようやく明宏は踵を返して走り出していた。
「逃げろぉぉぉぉ!!」
佳奈と春香へ向けて声の限り叫ぶ。
喉の奥が焼け付くように傷んだ。
それでも足を止めずに全力で走る、走る、走る!
美樹だけは助けるんだ。
絶対に、首を探し出すんだ!
ここで自分が死ねば、美樹が助かったかどうかもわからないままになってしまう。
それだけは……!
自分でも信じられない速度で走っていたようで、逃げていた佳奈と春香に追いついていた。



