「大丈夫か?」
ソファから立ち上がり、近づいていく。
大輔は白い歯をのぞかせて笑い「ちょっと大げさなんだよな、これ」と、自分の包帯を指差してみせた。
「大げさなんかじゃないよ、何針も縫ったんだから」
笑っている大輔をたしなめるように春香が横から言った。
大輔をソファに座らせると、ふぅと大きく息を吐き出す。
「それより、慎也はどうなった?」
一息つく暇もなく、大輔は真剣な表情に戻って明宏へ向けてそう聞いた。
「うん。夢の中の通り、地蔵に首がついてた」
明宏の説明に春香が小さく悲鳴を上げた。
隣に座り佳奈へ視線を送ると、佳奈はただうつむいていてなにも言わなかった。
「そうか……」
「だけど、慎也の心臓はまだ動いてるんだ」
暗い雰囲気を少しでも払拭するためか、明宏の声がワントーン高くなった。
「本当か?」
「うん。さっきみんなで確かめに行った」
「そうか。首を取られたままでも死なないんだな」
ソファから立ち上がり、近づいていく。
大輔は白い歯をのぞかせて笑い「ちょっと大げさなんだよな、これ」と、自分の包帯を指差してみせた。
「大げさなんかじゃないよ、何針も縫ったんだから」
笑っている大輔をたしなめるように春香が横から言った。
大輔をソファに座らせると、ふぅと大きく息を吐き出す。
「それより、慎也はどうなった?」
一息つく暇もなく、大輔は真剣な表情に戻って明宏へ向けてそう聞いた。
「うん。夢の中の通り、地蔵に首がついてた」
明宏の説明に春香が小さく悲鳴を上げた。
隣に座り佳奈へ視線を送ると、佳奈はただうつむいていてなにも言わなかった。
「そうか……」
「だけど、慎也の心臓はまだ動いてるんだ」
暗い雰囲気を少しでも払拭するためか、明宏の声がワントーン高くなった。
「本当か?」
「うん。さっきみんなで確かめに行った」
「そうか。首を取られたままでも死なないんだな」



