首取り様2

☆☆☆

大輔たちと別れた佳奈たち3人は地蔵まで戻ってきていた。


ここから大回りをして民家の裏へ行かないといけないのだ。


「もう3時だよ」


佳奈がスマホで時刻を確認して言った。


色々と探し回ったことですで2時間が経過していた。


夜明けまであと2時間ほどしかない。


「それでも探すしか無いだろ」


明宏がバッドを握りしめて先頭を歩く。


民家の裏手には大きな森があって、その中を探すのだけでもどれだけ時間が必要になるかわからない。


歩調は自然と早くなり、汗が流れて息が切れる。


それでも3人は無言で民家の裏手へと向かった。