「おいおい、俺はまだ大丈夫だって」
そう言って立ち上がろうとして、よろけた。
ここまで歩いてくるだけで精一杯だったに違いない。
傷は深く、出血は止まっていないのだから。
「頼むからおとなしくしていてくれ。すぐに首を見つけてくる。朝になったら病院に行くんだ」
明宏に言われて大輔は大きなため息を吐き出した。
本当はみんなを黒い化け物から守りたい。
慎也の首を見つけ出したいという強い気持ちがあった。
けれど今の自分はみんなの足手まといになってしまうとも、理解していた。
「わかった。絶対に慎也の首を見つけてくれ」
大輔はそう言うと、春香に支えられながら民家の庭へと向かったのだった。
そう言って立ち上がろうとして、よろけた。
ここまで歩いてくるだけで精一杯だったに違いない。
傷は深く、出血は止まっていないのだから。
「頼むからおとなしくしていてくれ。すぐに首を見つけてくる。朝になったら病院に行くんだ」
明宏に言われて大輔は大きなため息を吐き出した。
本当はみんなを黒い化け物から守りたい。
慎也の首を見つけ出したいという強い気持ちがあった。
けれど今の自分はみんなの足手まといになってしまうとも、理解していた。
「わかった。絶対に慎也の首を見つけてくれ」
大輔はそう言うと、春香に支えられながら民家の庭へと向かったのだった。



