化け物は空き家の中までは入ってこられないようで、家の周辺を歩き回る音だけが聞こえてくる。
3人は呼吸を整えたあと、ようやく顔を見合わせた。
「どうしてこの家には入ることができたの?」
佳奈が大輔へ向けて聞く。
前は民家に入ろうとしてもダメだった。
窓を割ることもできなかったのだ。
警察署へ行ったときもそうだった。
「俺に聞いたってわからねぇよ」
大輔は仏頂面で答えた。
この家に入れたのは単なる幸運というわけか。
幸運でなければ自分たちはすでに化け物の餌食になっていたということだ。
「私、わかったかも」
さっきからなにか考え込んでいた春香が顔を上げて言った。
「え?」
「この空き家もきっと探す場所になってるんだよ。だから空いた」
「でも、今までは室内にあったことなんてないよね?」
「そうだけど、今回は違うような気がする」
春香はそう言うとスマホで周囲を照らして首を探し始めた。
3人は呼吸を整えたあと、ようやく顔を見合わせた。
「どうしてこの家には入ることができたの?」
佳奈が大輔へ向けて聞く。
前は民家に入ろうとしてもダメだった。
窓を割ることもできなかったのだ。
警察署へ行ったときもそうだった。
「俺に聞いたってわからねぇよ」
大輔は仏頂面で答えた。
この家に入れたのは単なる幸運というわけか。
幸運でなければ自分たちはすでに化け物の餌食になっていたということだ。
「私、わかったかも」
さっきからなにか考え込んでいた春香が顔を上げて言った。
「え?」
「この空き家もきっと探す場所になってるんだよ。だから空いた」
「でも、今までは室内にあったことなんてないよね?」
「そうだけど、今回は違うような気がする」
春香はそう言うとスマホで周囲を照らして首を探し始めた。



