☆☆☆
帰宅してからの4人は険悪なムードに包まれていた。
明宏は客室に入ったまま出てこない。
大輔が部屋の外から声をかけても返事はなかった。
「こんな状態じゃ今夜どうなるかわからないね」
リビングで膝を抱えて床に座り込んでいた春香がつぶやく。
大輔が小さな声で「あぁ」とだけ返事をした。
「……ごめん、私のせいで」
「佳奈のせいじゃないってば。正直明宏の気持ちもわかるし、佳奈の気持ちもわかるよ」
春香の心もまた宙ぶらりんだった。
明宏の提案に賛成したものの、ハッキリと割り切ることができていたわけじゃない。
正直佳奈がお守りを奪い返してくれてよかったと思っている自分もいる。
きっと、この世界に正解なんてないから。
帰宅してからの4人は険悪なムードに包まれていた。
明宏は客室に入ったまま出てこない。
大輔が部屋の外から声をかけても返事はなかった。
「こんな状態じゃ今夜どうなるかわからないね」
リビングで膝を抱えて床に座り込んでいた春香がつぶやく。
大輔が小さな声で「あぁ」とだけ返事をした。
「……ごめん、私のせいで」
「佳奈のせいじゃないってば。正直明宏の気持ちもわかるし、佳奈の気持ちもわかるよ」
春香の心もまた宙ぶらりんだった。
明宏の提案に賛成したものの、ハッキリと割り切ることができていたわけじゃない。
正直佳奈がお守りを奪い返してくれてよかったと思っている自分もいる。
きっと、この世界に正解なんてないから。



