首取り様2

明宏は眉間にシワを寄せる。


「地蔵を確認しに行ってみよう」


3人は嘘はついていなさそうだ。


地蔵が見えていれば慌てて自分たちに連絡をしてきてもおかしくはない。


それが、約束場所のファミレスでのんきに食事をしていたのだ。


3人には本当に地蔵が見えなかった。


それは以前となんら変わらない風景でしかなかっただろう。


だから、これ以上話を聞いても無意味だった。


明宏は3人へ向けて「悪かったね」と声をかけて、地蔵へ向けてあるき出したのだった。