祖母はその頃にはすでに体が弱ってきていたため、遠出をした記憶はなかった。
あの長い石段だってろくに使わずに、寺の後方から自動車で山を登った記憶があった。
佳奈はそのときあの石段を歩いて登りたくて仕方がなかったのだ。
「出てきたぞ」
明宏の言葉に3人が顔を寄せ合ってスマホ画面を確認した。
そこには3つの寺の名前が表示されている。
三福寺。
清山寺。
幸運寺。
どれもお寺としてよくある名前でピンとくるものがなかった。
次にそれぞれの写真を見せてもらった。
3つとも確かに山の中にある寺のようだけれど、長い長い石段があるのは三福寺のみだった。
あの長い石段だってろくに使わずに、寺の後方から自動車で山を登った記憶があった。
佳奈はそのときあの石段を歩いて登りたくて仕方がなかったのだ。
「出てきたぞ」
明宏の言葉に3人が顔を寄せ合ってスマホ画面を確認した。
そこには3つの寺の名前が表示されている。
三福寺。
清山寺。
幸運寺。
どれもお寺としてよくある名前でピンとくるものがなかった。
次にそれぞれの写真を見せてもらった。
3つとも確かに山の中にある寺のようだけれど、長い長い石段があるのは三福寺のみだった。



