不安になるとだんだんジッとしていられなくなってきた。


《佳奈:今からみんなで集合する?》


もう夜中だけれど、少し家を出るくらいならみんな経験していることだ。


今回は遊びにでるわけじゃない。


友人の緊急事態かもしれないのだ。


《大輔:集合したい》


大輔はまっさきにそう返事をしてきた。


他のメンバーたちも集まることに異論はないようで、佳奈たちは慎也のファミレスに集合することになったのだった。