首取り様1

明宏は真剣な表情で記事を最後まで読んだ。


5体の首無し地蔵なんて他にはないだろうから、今日行った場所であっているはずだ。


それでも記事の内容はいまいち理解できないものだった。


「よくわからねぇな」


慎也がそう呟いて大きく伸びをしている間、明宏は真剣な表情を崩さなかったのだった。