「!さ…愛梨話って何?」

桜って言おうとしてるし(笑)

「桜で構わないわよ。ここには、ゆう兄と公輝、それに三咲たちしか居ないから…」

「もしかして!記憶が戻ったのか!」

さすが、公輝するどいねぇ〜

「それって…」

「そう、海に裏切られた記憶も思い出したよ…全部」

この話はあまりしたくないけど…しょうがない

「桜、本当に?」

「本当だって」

私が嘘つくとでも?

「ごめんな。あのとき、桜を信じなくて。俺が馬鹿だった」

「俺もだ…あのときなにか言えばよかったのに自分も責められたら怖いからって言い返せなかった」

「大丈夫よ。もう…裏切られたのは悲しいけどその後探してくれたんでしょ?」

そう三咲たちに聞いた

「あぁーでも何も情報でなかった」

だってねぇ?

「それは、私と小実お姉ちゃんと墨田お兄ちゃんと一緒にプログラム作ったから」

まぁ〜ここまでくればわかると思うけど、ハッカーNO1が私で、2が墨田お兄ちゃん、3が小実お姉ちゃん

小実お姉ちゃんより墨田お兄ちゃんのほうが、技術が上だったんだ

小実お姉ちゃんすごく悔しがってたなぁ〜

「まさかそのプログラムって、"花"?」

「よく知ってるね。そう、プログラムは花のこと。だから、私達以外ハッキングすることはできない」

「なぁ〜その"花"?ってすごいのか?」

ゆう兄は絶対知らないよね(笑)

「プログラム花は、ハッカランキングNO1〜NO3の人たちが一日で完成させたという…ハッカーたちにはそのプログラムは憧れなんだ」

一日…というより半日で終わらせたけど…

「プログラムの話は置いといて、私の記憶が戻ったこと他の人に言わないでね?言ったらどうしよっかなぁ〜(ボソッ)」

有.公輝(なんかいま桜、殺気出してなかった?)

「あぁ〜分かった絶対守る」

「よろしくね」

まだ昔みたいになれないけど…また前みたいに笑い会える日を…

楽しみにしてるから…だからまた昔みたいになれたらいいね…