「私は…」

ゴクン

桜が俺の記憶を取り戻してくれたこと嬉しかった

だけどもし振られたら?

前みたいな関係じゃなくなる

「私は、勇斗が好き…なの」

分かっていた

うん?

「え?桜本当に?」

嘘みたいだ

いや。嘘なのか?

「嘘じゃないの!私の初恋は、好きな人は勇斗なの!」

嘘みたいだ…

「それで…勇斗は?私のこと嫌い?すき?」

そんなの決まってる

「俺は、桜が好きだ」

やっとやっとかなった

「本当!」

ふっ

目をキラキラさせて嬉しそうな笑顔

「ほんと可愛い…」

「えっ?私が可愛い…かぁぁ」

聞こえてた?

それにしても可愛いって言っただけで顔を真っ赤にさせてるし…

「うん。桜は可愛い。」

そう言うと更に顔を真っ赤にさせた桜

本当に可愛い

この可愛い子は、俺のお姫様

これから幸せにするから