「桜〜おはよう!」

この声は

「小実お姉ちゃん!」

それに、お母さん、お父さん、墨田お兄ちゃんとゆう兄がいる

「それより話って?」

あっ〜そういえば呼び出していたなぁ

「えーっと私死者と生者の境の間に行ったんだ」

「はぁ!(え!)」

やっぱりこの反応か…

「そこでお父さん…お母さんにあった」

「嘘…」

信じられないよね

「本当だよ!そこで伝言預かってきた」

すぅ

「まず、花崎の人たちによろしくって」

「そうか…」

悲しいよね。そりゃ二人にとって私の親は…妹弟たちだから

「そしてゆう兄、あなたが後悔しなくていい。これから頑張ればいいから、応援してるよだって」

「ッ…」

ゆう兄だってもう一度親に会いたかったはずだ

ゆう兄は自分のせいで死んでしまったって言ってるけどお母さんとお父さんはゆう兄をまもりたかっただけだったから

「それにね、ゆう兄。私達と小実お姉ちゃんは血がつながってるの」

「はっ?」

そりゃ最初はびっくりするよね

「その話は私達がするわ」

お母さん

「私達とあなたの親は姉妹と兄弟という関係だったの」

そうらしい…私達は普通の家庭だったから花崎財閥と親戚だなんて言われても…ねぇ?

「それで、私達と、君たちの親は結婚したんだ。おんなじ日に」

「そして、あなた達を生んでからしばらく経ってあのような事故が」

この話だけでもわかる、お母さんたちと花崎の家族はすごく仲良かったんだよね

「それから、たまたま病院に行ったら桜と会ったのしかも記憶喪失という形で…でも私達は血がつながってるから私達が預かることにしたの」

本当は優も一緒に引き取りたかったけど…ってあの頃は私がオオダされた身だったから誘えなかったらしい

「優さえ良ければ私達の家族になってくれないか?」

またゆう兄と住める?

「私からもお願い。ゆう兄」

もし嫌だって言われたら…

「はい。こちらこそよろしくおねがいします」

えっ!

「やった〜!またゆう兄と一緒だ!」

「こら!桜はしゃぎすぎないの!」

うぅ

「はい…すみません…」

小実お姉ちゃん怖い…