琉衣くんは閉じこめたい





私は、拳を強く握りしめた。



大声を張り上げたくて
お腹に息を吸い込む。




覚悟を決め
口を開こうとした瞬間



「地縛霊って、僕のこと?」



透き通る優しい声が
私の怒りを、一瞬で沈めた。




この声って……



「みんなで何の話をしてるの?

 遊園地で何から乗ろうか
 相談し合ってるとか?」