琉衣くんは閉じこめたい



「言っとくけど、遊園地で
 うちの高校の評価を下げるような真似は
 するなよな!」




あ~、もうダメだ。

メンタルの限界。



泣き叫びながら、逃げ出したい。
こんなとこ。



暴れるように、湧き出る怒り。



どんなに強く唇をかみしめても
もう堪えられない。





「遊園地で、存在消しててね」



「小雪ちゃん
 教室で地縛霊やってるんだから
 簡単でしょ?」



「アハハ~」





卒業遠足なんてどうでもいい。

高校なんてどうでもいい。



『なんで私をいじめるの?』って泣き叫んで

こんな高校、退学すればいいんだ。




そうだよね?

もう、逃げてもいいよね?



今まで一人で頑張ってきたもん。

耐えてきたもん。