琉衣くんは閉じこめたい








私は深く頭を下げた。


悔しさで、涙が溢れそうな私。


誰にも見られたくなくて
さらに下を向く。






「うちらも、ごめんね~」



「……えっ?」



謝りの言葉が飛んできた。



びっくりして
顔を上げそうになっちゃったけど

うつむいたままでよかった。



だって



「小雪ちゃん
 私服で来るって言っちゃったけど

 家のクローゼットを開けたら
 ダサい服しかなかったんでしょ?」



「クソみたいな私服で
 遊園地にぽつんって。

 罰ゲーム以外の何物でもないもんな」



「そういうこと
 うちらも気づいてあげればよかったね。
 ごめんごめん」



みんなが私をバカにするように
ケラケラと笑いだしちゃったから。