琉衣くんは閉じこめたい




いつもの私は
心無い言葉を浴びせられても、黙っている。



何を言われようと
うつむいて、唇をかみしめている。




だけど今回は、特に悔しいよ!



このままだと

私が私服で来るって宣言したのに
制服で来たことにされちゃうもん!





私は少しだけ、口を開いた。



「……言って……ないです……」



震える吐息に
なんとか声を混ぜ込むのが精いっぱい。




でもこれが
女子6人の怒りに、火をつけたらしい。




「はぁ?」



やくざが発したような
どすの効いた声を皮切りに



「今、なんて言った?」



私への攻撃が、始まってしまった。