琉衣くんは閉じこめたい







重い足取りで、学校に着いた。


今朝は校舎内には入らない。

集合場所は、昇降口の前。




「遊園地、楽しみだね」



「ジェットコースター
 一番に乗ろうよ、ねっねっ!」



同級生たちの楽しそうな笑い声が
ぼっちの心を踏み潰してくる。




集合がかかるまで
隅の方の木に寄りかかりながら
本を読んでいよう。





あっ!!

私、見られてる……。




女子グループの視線に
私は捕まってしまったらしい。





はぁぁぁぁぁぁ~~。

来た来た、こっちに。

陽キャ6人勢ぞろいで。




私、同級生の塊から
離れて立っているんだよ。



なんでわざわざ、来るかなぁ……





そう思ったときには

メイクに気合が入った女子6人組に
私は囲まれていた。