「俺は、迷惑だなんて思ってない。
母さんに何言われても、俺がずっと一緒にいたいのは里奈だけだ」
冬夜くんに屋上へ呼び出されて、言われた言葉。
一筋の涙が頬を伝うのがわかった。
その涙を冬夜くんがすくいとってくれる。
「っ、冬夜くん」
私も絞り出すように彼の名前を呼ぶ。
「ん?」
その優しい声に涙が次々と溢れてくる。
「......っ。冬夜くん」
「うん」
「冬夜くん......」
優しく頭を撫でられれば、安心できた。
「大好き」
思っていることを口にしてみれば、ぎゅうっと抱きしめられる。
「......酷いことして、ごめんね」
「里奈が、俺のこと考えて決断したんだろ? 謝る必要なんてねーよ」
知ってたんだ、別れようって言った理由。
母さんに何言われても、俺がずっと一緒にいたいのは里奈だけだ」
冬夜くんに屋上へ呼び出されて、言われた言葉。
一筋の涙が頬を伝うのがわかった。
その涙を冬夜くんがすくいとってくれる。
「っ、冬夜くん」
私も絞り出すように彼の名前を呼ぶ。
「ん?」
その優しい声に涙が次々と溢れてくる。
「......っ。冬夜くん」
「うん」
「冬夜くん......」
優しく頭を撫でられれば、安心できた。
「大好き」
思っていることを口にしてみれば、ぎゅうっと抱きしめられる。
「......酷いことして、ごめんね」
「里奈が、俺のこと考えて決断したんだろ? 謝る必要なんてねーよ」
知ってたんだ、別れようって言った理由。