私「さて、どうだった?怖かった?」

沙月・輝一「「あれで怖くないって言う方がおかしいと思いま〜す」」

私「童話って元々は怖いものなんだよ。今回は紹介できなかったけど、実は怖いものってたくさんあるしね。それが絵本にされたり、ディズニーのアニメ映画にされることで、キラキラした魔法に包まれた世界に仕上げられているんだ。子どもが楽しく見られるようにね」

沙月「こんなの、子どもが見たらトラウマどころの話じゃないよ」

輝一「特にラプンツェルなんて、桃太郎の時よりも性的描写がガッツリ入ってるしね」

私「子どもが読むには現代版のが一番いいけど、大人はなら原作を知っててもいいかなって思ってる。元々はこんな話だったと知ることで、当時の価値観などが見えてくるからね」

沙月「子どもを捨てようとするところとか?」

私「そう。童話はある意味、その時代を映す鏡みたいなものなのかもしれないね。だから、奥が深くて面白いんだ」