私「お次に紹介するのは、ヘンゼルとグレーテルだよ〜」

沙月「捨てられたヘンゼルとグレーテルがお菓子の家を見つけるけど、実はそこは魔女の家で二人は食べられそうになってしまう。でもグレーテルが悪い魔女を倒し、二人は宝物を持って無事に家に帰れたって話だよね」

輝一「お菓子の家っていいよなぁ。小さい頃はすごく憧れてたんだ」

私「私もすっごくお菓子の家に住みたいなって思ってたよ。でも住むことはできないから、小学生の頃に友達と作って食べたけどね」

沙月「このお話、どこに怖いところがあるの?魔女を殺すのが子どもっていうところはちょっとショックを覚えるけど」

私「このお話の原作では、子どもを捨てようとするのは継母じゃなくて実の母親なんだ」

沙月「このお話でも実の母親なんだね」

輝一「残酷な母親が多いね」

私「このお話は、現代版と大きく変わっているところと言えば継母じゃなくて母親なところ以外、大きくストーリーは変わることはないよ。二人は森の中に捨てられ、一度は無事に家に帰ることができたけど、二度目は帰れなかった」