ヨルガオ-午前0時の逃避行-


「え⁉」

「光莉、驚きすぎ」

「だって……!え、いつ?」

「しばらく友達っていう関係だったんだけど、昨日告白されて」


頬をピンクに染める澄ちゃん。


可愛い。

可愛い、けど……。


「どんな人?私以上に澄ちゃんを大切にする人じゃないと、私、認めないよ」

「いやー、それは難しいかな」


澄ちゃんは照れ笑いを浮かべながら、スマホを見せてきた。



写真に写る2人の男女。

可愛い可愛い澄ちゃんと、もう1人は銀髪の男子だった。


歯を見せて笑う姿が、わんこっぽくもあり子供っぽくもあり。

無邪気──その言葉が誰よりも似合う男の子であることは、その写真だけでわかった。


「髪の毛……グレー?」

「うん。まあ見た目は派手なんだけど……ていうか、暴走族なんだけど」

「暴走族⁉」