.゚・*.ツインレイ.゚・*.♪。*.唯一無二の魂の片割れ 〜Reunion〜 .*.゚・*. ❋改訂版❋

 彼は、ずっと前方を睨んでいたが、話し終えると静かに私を見た。そしてバカにした表情で口角を上げた。
 
「お前の言う通り思いつき。凌にだけは絶対渡したくねぇ」

 その言葉にカッと怒りが湧き上がった。

「もう連絡しないで! さようならっ!」

 シートベルトを外しドアロックを解除すると、いきなり唇を奪われそうになる。間一髪逃れた瞬間、ドアが開き強引に外に引き出された。

「いい加減にしろっ! ……Game overだ」

 その荒々しくも愛しい声に耳を疑った。すぐに見上げると、藤井君が強く私を抱えていた。

「大丈夫?」

「……」

 私は、驚きの余りただ頷き返すので精一杯でいた。そして徐々に視界がボヤけあなたが霞み出す。

「ヒーロー気取りかよ。……交渉決裂」

 純さんは、あなたに私の鞄を投げてドアを乱暴に閉めると、即走り去って行った。微かな排気ガスの匂いが、怒りと不快感をさらに増幅させる。

 ……信じられない、信じられない、信じられない! 

 申し訳なさは跡形もなく消滅し、後悔だけが残った。もうどんな言葉も二度と信じないと誓う。さらに激しい怒りが増幅し、悔し涙が頬を伝う。