輝一「でも、竜宮城って海の中にあるんでしょ?普通の人間の女性に連れて行くことができるの?」

私「現代版浦島太郎だと竜宮城は海の中にあるけど、昔の竜宮城は夜の街にある女遊びをするためのお店として登場するよ。そして、浦島太郎はそこについてすぐにキセルを吸わされるんだけど、その中身はタバコじゃなくてアヘン」

沙月「ええっ!?」

輝一「アヘンって何?」

沙月「麻薬だよ!幻覚作用の強い怖いもので、過去にはアヘンが原因で戦争まで起こってる!」

輝一「えっ、怖!」

私「そう、その麻薬を吸わされた浦島太郎は華やかな室内で多くの美女と戯れることになるんだけど、それはアヘンによる幻覚で、そこにいたのは恐ろしいほど醜い女たちだったんだ」

輝一「ええ〜、マジか!」

私「そして、浦島太郎は監禁されてその女たちに子どもを産ませる道具にされてしまうの」

沙月「どんどん闇が深くなっていくお話ね……」

私「浦島太郎はアヘンと監禁生活のせいで老人のようになり、長い年月が経った頃にようやく解放されることになった」