「そんな可愛く 首傾げながら『無理だよ?』って言ったって 私には効かないよ」


そう朱音は言って私を保健室のベッドに
押さえ付けて無理やり体温計を制服の中に
つっこんで はかりはじめる。



「ぅ… 朱音の鬼、、」


「鬼で結構。」


しばらく経つと ピピッと計測音が鳴り響く。