追い討ちをかけるように浬は私をじわじわと壁に追いやって逃げ場を無くしてくる。 やだ… 逃げなきゃ また昨日みたいに好き勝手される…っ! 「なっ 何…?!」 私はせめてもの抵抗で両手で 自分の顔の前をガードする 「この手、邪魔」 浬に腕を掴まれて、両手を引き剥がされそうになるけど… 今回は絶対負けてたまるものか…っ! 私は精一杯力を出して抵抗する。