ー1年半前ー
「リオ!」
「母さん…」
「リオ、怪我はどうなの?大丈夫なの?」
「…復帰まで、1年半かかるって言われた。だけど、アタシは諦めないよ」
「…そう…ごめんね……。これも全部、アイツのせいよね……」
「アイツ?誰、母さん」
「ううん、何でもないわ」
ー1年前ー
「姉さん、ちょっといい?」
「どーした、千里」
「…母さんのことなんだけど」
「母さん?」
「…母さんが、ここのところ変な独り言を呟いてるんだ。ラプラス様って」
「ラプラス…?なんだ、それ」
「…最近できた宗教団体だよ。母さん、ずっとその宗教団体に金を費やしてるんだ」
「!」
「リオ、千里。どうしたの?」
「か、母さん…」
「…千里がわからない問題があるって言ってたから、教えてやってたんだよ!な!千里」
「う、うん。数学のところがよくわからなくてさ。姉さんの頭のためにもって思って」
「ど、どういうことだよ!」
「ふふっ、そうだったのね。もう少ししたら、夕ご飯できるから。待っててね」
「リオ!」
「母さん…」
「リオ、怪我はどうなの?大丈夫なの?」
「…復帰まで、1年半かかるって言われた。だけど、アタシは諦めないよ」
「…そう…ごめんね……。これも全部、アイツのせいよね……」
「アイツ?誰、母さん」
「ううん、何でもないわ」
ー1年前ー
「姉さん、ちょっといい?」
「どーした、千里」
「…母さんのことなんだけど」
「母さん?」
「…母さんが、ここのところ変な独り言を呟いてるんだ。ラプラス様って」
「ラプラス…?なんだ、それ」
「…最近できた宗教団体だよ。母さん、ずっとその宗教団体に金を費やしてるんだ」
「!」
「リオ、千里。どうしたの?」
「か、母さん…」
「…千里がわからない問題があるって言ってたから、教えてやってたんだよ!な!千里」
「う、うん。数学のところがよくわからなくてさ。姉さんの頭のためにもって思って」
「ど、どういうことだよ!」
「ふふっ、そうだったのね。もう少ししたら、夕ご飯できるから。待っててね」