千景『僕皆みたいにカッコよくなりたい』


丈翔「急だな笑」


千景『この前、先輩達にお前なんかって言われて思ったんです』


しおり「あんな奴の事なんか気にしなくていいから」



すると、千景はゆっくり笑顔で首を横に振った



千景『4人の隣にいても恥ずかしくない僕になりたい』


陽葵「私達恥ずかしいなんて思った事ないよ?」


丈翔「そうだそうだ」


千景『中学生の時僕は嫌な事から逃げて、辛いままで終わりました
でもあの時何かしてたらもっと良くなってたかもしれないって思ってます』




強くなったね
誰も口に出さなかったけど
きっと皆が思っていた




千景『だから、今は逃げない
ちゃんと皆と一緒にいるための努力をしたい』


しおり「そういう事なら応援する」


丈翔「楽しみにしてんぞ」


遥輝「急に成長する我が子を見守る気持ち」


千景『何それ笑』


和やかな気分で皆笑い合った



しおり「あ〜帰りたくない」


遥輝「しおり、家となりじゃん」


丈翔「ずり〜よな、すぐ帰り着く」