ほらっと指さす先には丈翔がいた



「陽葵ちゃんの彼氏でしょ?」


陽葵「え!違いますよ!!」


「そうなんだ笑
でも向こうはどう思ってるか分からないよ」


陽葵「どういうことですか?」


「ん?教えな〜い
あんまり待たせちゃ可哀想だよ」


ポンっと背中を押されて丈翔のとこにいく



先輩の言葉が頭から離れなくて
気になって仕方なかった




丈翔「ジュース奢るから」


陽葵「あ!!そっか〜!!」



先輩が変なこと言うから
ちょっと考え過ぎていた事が一気に吹っ飛んだ



丈翔「なあ、ombraの昨日の動画見た?」


陽葵「昨日のはまだ見てない!!
何か出てたの??」


丈翔「おう
カバーじゃなくて自作の曲の方!!」


陽葵「きゃーー!!最高じゃん!!
聞こ聞こう!!!!」