和月side





姉ちゃんの文化祭に行った帰り、
桜を家まで送っていた





和月「今日ごめんな、姉ちゃんうるさくて」


桜「ううん、陽葵さんいつも可愛くて優しくて会うだけで元気になれる!」


和月「なら、いいんだけど笑
あ、でもあの囲まれた時は怖かったよな」


桜「ううん!!皆、陽葵さんのお友達って言ってたし、最初は少しデカくてびっくりしたけどキラキラしててかっこよかった!!」





何でもこうやって言える桜はさすがとしか言いようがない
どこまでも可愛いと思う





桜「絶対合格して、来年からも一緒に学校行こうね」




グイッ




桜「わっ」




腕を引っ張り抱きしめる




桜「ねぇ、ここ道だよ?」


和月「可愛すぎたから、仕方ないでしょ」






諦めたのか、背中に回された手が余計愛しさを呼ぶ







和月「帰ろう」



あまり暗くなると危ないから
離れて歩き始めるとパッと手を握られる




照れてるのかそっぽを向いてるけど
赤い耳が隠れてない





和月「照れてるんですか?水の江さん?」


桜「うるさいです、霞花くん」







どこまでも可愛い自慢の彼女