怖くて震える





「ねぇ、この前の警告のつもりだったんだけど?」


「それも分からないとか馬鹿なの?」


「最近のあれは何?和月君と楽しそうにして」


「何?自分は特別だとでも思ってんの?
はっ、とんだ勘違いだからね笑」





怖い、怖い
そう思うほどに下を向いてしまう




「和月君はあんたを弄んでるんだよ」



桜「そんな訳ない!!」




自分でもびっくりするくらい大きな声が出た





「はあ?あんた本気なの?
だって、あのクズみたいな性格だよ?」


「うん、顔は良いんだけどね〜
性格がちょっとね」


桜「私は霞花君ほど優しい人見た事ないです
素敵な人なんです、霞花君はだからこれ以上悪く言わないで!」


「何言ってんのよ!!」




持っていた私の靴を投げられそうになって
ギュッと目を瞑るけど何も怒らなくて恐る恐る目を開く





「なんで…?」


和月「なんでだろうな」





強ばった顔の女の子たちに
その女の子の腕を掴んでる霞花君





状況が呑み込めない