地蔵くん、笑って、歌って、恋して!



固まってしまってると、
霞花君が私を支えて立たせてくれた





周りの叫び声が遠くから聞こえる
少し迷惑そうな顔で席に戻っていく霞花君の後ろ姿を見ながら高鳴る胸を抑えていた







先生が来て、皆席に座る
1番窓際の席で私はいつも机に伏せている霞花君を見る
勝手に目がいってしまうという方が正確だと思う






バチッ





目が合った、と認識した瞬間
首がぎゅんっと反応して目を逸らしてしまった
え、今霞花君私の方見て…た?
確認しようと、恐る恐るもう一度見ると
真逆の方向を見て伏せていた







なんだったんだろう?