「和月、相変わらず冷めた顔してんな〜」
和月「黙っとけ、碧」
中学で俺が唯一仲良くなったって言える碧が
今日もチャラチャラした笑顔で話しかけてくる
「今日もあの2人良いわ〜」
「最強コンビだよね」
碧「俺ら、最強コンビだって!聞いた?」
和月「聞いた、聞いた」
碧「あ〜また和月が冷たくあしらった!!
俺悲しくて泣いちゃう!!」
「碧くん、このお菓子あげるから元気だして」
碧「やったー!!ありがとう!
やっぱり、女の子が1番だね!!」
なんでこんな俺とは真逆みたいな奴と仲良くなれたかなんて俺にもコイツにも分からない
ただ、楽だからなんか良いって言うしかない
碧「和月またふったんだって?」
和月「ふってない」
碧「また途中で遮ったんでしょ?
ホント、女の子が可哀想だよ」
和月「うざい」
碧「彼女作ればいいのに!選びたい放題じゃん」
和月「お前が言うな
早く彼女つくって少しだまれ」
碧「俺は特定の女の子って決めないスタイルだからね!
しかも、俺が彼女つくったら和月寂しいでしょ〜」
和月「あー、もう鬱陶しい」