地蔵くん、笑って、歌って、恋して!

陽葵「千景一緒に来て」


千景『…?』



首をコテっと傾ける千景の腕を
お構いなく掴んだ



陽葵「次そんな事言ったら怒るからね」


千景『…えっ』



千景の声なんか聞こえないふりをして
教室をとび出す



千景『…どこ行ってるんですか?』


陽葵「秘密〜!!」



注目されるのは嫌みたいだから
とりあえず人通りが少ない所を通って
目的地に向かう



階段を最後まで上がって足を止める



千景『…ここ、入れるんですか…?』


陽葵「うん、私達の特権!秘密ね」


人差し指を口に近づけて見せる


コクコクっと頷く千景を確認してから
重たい屋上のドアを開ける



ギィィィ