千景『え?...熊?』
驚きのあまり、口に出てしまった言葉を抑え込む
僕の腕を掴んでいたのは熊の着ぐるみを着ている人で誰か全く分からない
文化祭の出し物で使ってたのかな?
なんて呑気に思ってると何かを押し付けられ
そのまま走って行ってしまった熊の人
押し付けられた紙を見ると乱暴に書かれた字
「夜の部、一緒に回ろう」
千景『え?』
一緒に回ろう?
そんな事言ったって、誰かわからないんじゃ何にもならないよ
どうしていいか分からずとりあえずステージがあって人が集まっていた中庭に来た
誰だったんだろう
それに、この手紙も何なんだろう
「では、夜の部トップバッターの登場です!!」
急に聞こえた大きな声に驚く
少し日が沈みかけた空がステージを指すようで吸い込まれるように目が勝手にステージに注目させる

