地蔵くん、笑って、歌って、恋して!



「瀬見、おはよう!!」


「瀬見くん、待ってたよ!!」


「瀬見〜、遅せぇよ!!」


千景『すみません!おはよう!!』





教室に行くと、クラスメイトに囲まれる
この居場所も皆が作ってくれたと思うと苦しくなる








「なんか瀬見くん疲れてる?」


「おいおい、主役がそれじゃ困るぞ!」


「期待してっぞ、王子〜!」


千景『緊張で昨日寝れなかっただけで全然大丈夫です』






みんなの期待が嬉しくて頬が緩む
ウジウジ考えても仕方ない
今日から3日間は文化祭を楽しもう








「瀬見くん、衣装着てきて!」




渡された服に着替えて教室に戻ると
忙しなく動いていた皆の動きが止まった





千景『...?』


「瀬見くん本当に美男子だよね」


「ちょっと!!これは本気出せば私ら優勝出来たりするんじゃない??」


「待って、髪のセットさせて!」


「いいじゃん!いいじゃん!!」