地蔵くん、笑って、歌って、恋して!

1番に陽葵さんが僕を見て走り去った
それに続いて3人も去っていった







ずっと秘密にしていた事を怒ったのかな
ずっと好きだって言ってたから
そんな人が僕でがっかりしたのかな
その両方かもしれない









ずっと考えていたら2日なんてあっという間
文化祭初日の朝になった











せっかくの文化祭だけど行く気にならない
こんな気持ちになるのは久しぶりだ
最近は皆がいるから楽しくて仕方なかった







蒼太「今日早く行かなきゃ行けないんじゃなかったっけ?
まだ、出なくて大丈夫?」



千景『うん、もう出るよ』


蒼太「これ、持っていきな」







ポンっと投げてくれたカフェオレ味のキャンディーをカバンに入れる
僕が元気ないといつもおじさんはこれをくれる







何か聞いてくるわけじゃないけどこの優しさが凄く嬉しい








千景『いってきます』


蒼太「おう、行ってらっしゃい」