地蔵くん、笑って、歌って、恋して!



丈翔の前に座り込むと
ハァと深いため息が後ろから聞こえる



陽葵「どうかした?」


丈翔「俺だって健全な男子高校生だって…」



ボソボソ言うものだから何も聞こえない



陽葵「ん??」



振り返って顔を覗き込むようにすると
顔を抑えられた



丈翔「はいはい、もういいから前向いて
髪乾かすぞ」


陽葵「はーい」




髪を乾かしてもらうからここは大人しくする事にした




美容師一家の子供だからか、ただただ気持ちよくて眠気が襲ってきた




ブォーー



ドライヤーの音がどんどん小さくなった