「学校うまくやってる?」

「小学生じゃないんだけど」

「俺の中じゃあまだそんぐらいだな」

「なぬっ…」

運転をして、前を見たまま、馬鹿にされるように笑われ、頬を膨らませる



「あんまり年変わらない」

「……そうか?」

「2つ…!……3つ…?」

「おい、数えてから言え」

「へへっ…」


えっと、えいちゃんは大学生3年生で、私は高校2年生だから…

「4つ!」


「俺が四歳の時にお前が生まれた」

「その考え方は反則です」


中学校はいってからは、えいちゃんと学年が交わらないから悔しかったなぁ…

と、昔のことを懐古する