「よく遠距離って別れるって言うけど
俺らは遠距離で結婚した!って証明してやろーぜ」
ってこーくんはよく言ってた
本当にできそうな気がしたけど、隣にいるのにこんなに寂しくて生きていけるのかわからなかった

バスが到着してしまいこーくんは乗り込んだ
と思ったら降りてきて手紙をくれた

小さな声で「またな。大好きやぞ」って言ってくれ私のおでこにキスしてくれた

涙が止まらなかった
こーくんも泣いてた

これが遠距離の始まり
まだまだ始まったばっかりでもう既に
心が折れそうだった