「美琴様をこちらで預かりたい」

「え!そんなの無理です!!」


お母さんよく言った。

そう思ったのも、ほんの一瞬の話で__


「美琴様を財前財閥で預かりたいのです。
いや、美琴様には財前財閥の重要なポディションで働いて欲しいのです。

勿論、給料も出します。とりあえず、月50ほどで働いて頂こうと思っているのですが……」


月50なんて、どんな怪しい仕事だよ。

そう思って母親に目を向けると、キラキラした目でこちらを見ている。


「美琴をよろしくお願いします……」


う、嘘でしょ!!!