私、拾われました!

更衣室で着替え終わると、沙羅が近付いて来て申し訳無さそうな顔でこちらを見る。



「あ、の……。白雪さん、少しだけお話出来ません?」



私に優しくしてくれた、沙羅の話を聞きたい。



「大丈夫ですよ」



そんなやり取りをして、中庭に向かうと沙羅が言葉を発した。



「あの……。体育の授業の時は直ぐに助けられなくてごめんなさいね……」

「だ、大丈夫です」

「じ、実は……」



何やら困った表情を浮かべる沙羅さん。



「ど、どうしました?」